小学校が短縮授業の日は何時に帰る?給食の有無と下校時刻の確認ポイント

学校から届いた予定表に「短縮授業」「短縮時程」「B時程」と書かれていると、子どもが何時に帰ってくるのか分かりにくいことがあります。

短縮授業とは、通常の日課よりも授業や休み時間などを短くし、早めに一日の予定を終える日課です。

ただし、全国の小学校で共通する時間割があるわけではありません。

授業を1コマ40分にする学校もあれば、授業は45分のままで、朝の活動、休み時間、掃除などを短くする学校もあります。給食を食べてから下校する日と、給食なしで午前中に下校する日もあります。

そのため、「短縮授業だから午後1時ごろに帰る」と一律に判断することはできません。

この記事では、小学校の短縮授業の意味、通常授業との違い、下校時間の目安、学童やお迎えの予定を立てるときの確認事項を解説します。

小学校の短縮授業とは?

短縮授業は、学校が通常とは異なる時間配分で授業を行う日です。

学校によって、次のような名称が使われます。

  • 短縮授業
  • 短縮時程
  • 特別時程
  • B時程
  • C時程
  • 午前時程
  • 給食あり時程
  • 給食なし時程

同じ「B時程」という名称でも、時間割の内容は学校によって異なります。

ある学校では給食なしの午前授業、別の学校では朝活動や掃除を省略した日課を指すことがあります。名称だけを見て、授業時間や下校時刻を判断しないことが大切です。

短縮授業では何が短くなる?

短縮授業で調整される可能性があるのは、授業そのものだけではありません。

学校によって、次の時間が変更されます。

  • 1コマの授業時間
  • 朝の会や朝学習
  • 授業間の休み時間
  • 中休み
  • 給食時間
  • 昼休み
  • 掃除
  • 帰りの会
  • 委員会やクラブ活動

例えば、通常45分の授業を40分にすると、5時間授業では授業部分だけで25分、6時間授業では30分短くなります。

一方、授業を45分のまま行い、朝学習をなくしたり、昼休みや掃除を短くしたりして下校を早める学校もあります。

短縮授業だからといって、必ず40分授業になるわけではありません。

短縮授業はなぜ行われる?

短縮授業になる主な理由は次のとおりです。

  • 教職員の会議や研修
  • 校内研究授業
  • 個人面談や保護者面談
  • 就学時健康診断
  • 入学説明会
  • 学校行事の準備
  • 始業式や終業式
  • 長期休みの前後
  • 給食がない日
  • 災害や悪天候への対応
  • 児童の一斉下校

同じ学校でも、短縮授業を行う理由によって日課が変わることがあります。

例えば、個人面談の日は給食後に5時間目まで授業を行い、就学時健康診断の日は在校生が給食後すぐに下校するという違いが考えられます。

年間予定表に「短縮」と書かれていても、実際の下校時刻は月間予定表や学年だよりで改めて確認しましょう。

短縮授業の日は何時に下校する?

短縮授業の日の下校時刻は、主に次の3つで決まります。

  1. 何時間目まで授業があるか
  2. 1コマが何分か
  3. 給食や掃除があるか

学校の公式日課表では、短縮時程の5時間授業が午後2時ごろ、6時間授業が午後2時50分ごろに最終下校となる例があります。

また、4時間授業では、給食なしで午後0時10分ごろ、給食ありで午後0時50分ごろという例もあります。

目安を整理すると、次のようになります。

短縮授業の内容下校時刻の例
4時間・給食なし12時~12時20分ごろ
4時間・給食あり12時40分~13時15分ごろ
5時間・給食あり13時40分~14時15分ごろ
6時間・給食あり14時30分~15時ごろ

これは複数の学校の日課表から見た一例です。

登校時刻、休み時間、給食時間、掃除、帰りの会の長さによって前後するため、通っている学校の時刻としては使用できません。

通常授業より何分早く帰る?

短縮授業でも、通常より早くなる時間は学校ごとに違います。

例えば、ある学校の公式日課表では、通常時程と特別時程の最終下校が次のように設定されています。

授業数通常時程の例特別時程の例差
5時間授業14時30分14時30分
6時間授業15時20分14時50分30分

この例では、授業数が同じでも通常より30分早く下校します。

ただし、短縮授業だから毎回30分早くなるわけではありません。給食や掃除を行わない日は、通常より1時間以上早くなることもあります。

40分授業なら下校は何時になる?

1コマ45分の通常授業を40分にすると、1時間につき5分短くなります。

単純に授業時間だけを比較した場合は、次の差になります。

授業数短くなる時間
4時間授業20分
5時間授業25分
6時間授業30分

ただし、実際の下校時刻はこの計算だけでは確定しません。

通常より早く1時間目が始まる場合や、中休み・昼休み・掃除が短縮される場合は、さらに早く下校します。一方で、帰りの会や行事がある場合は、授業終了後すぐに校門を出るとは限りません。

小学校の授業が始まる時刻や、4・5・6時間目の終了時刻については、「小学校の1時間目は何時から?4・5・6時間目の終了時刻と日課の見方」で詳しく解説しています。

給食の有無を必ず確認しよう

短縮授業の日に特に重要なのが、給食の有無です。

同じ4時間授業でも、給食がなければ正午ごろに下校し、給食を食べてから帰る場合は午後1時前後になることがあります。

予定表では、次のような表現を確認しましょう。

  • 4時間授業・給食あり
  • 4時間授業・給食なし
  • 午前授業
  • 給食後下校
  • 簡易給食
  • 弁当持参
  • 給食終了後下校

「午前授業」という言葉も注意が必要です。

4時間目が正午ごろに終わっても、その後に給食を食べる学校があります。午前授業と書かれているだけでは、昼食前に帰るとは限りません。

給食の有無が分からない場合は、献立表や学校からの連絡も確認してください。

通常日の給食開始時刻や、準備・片付けを含めた時間については、「小学校の給食時間は何時から?食べる時間は何分?準備・片付けまで解説」で確認できます。

「授業終了」と「下校時刻」は同じではない

学校からの案内には、次のように異なる時刻が記載されることがあります。

  • 授業終了
  • 帰りの会終了
  • 下校開始
  • 最終下校
  • 完全下校

例えば、5時間目が午後1時50分に終わっても、帰りの会や荷物の整理を行い、実際に校門を出るのは午後2時ごろになることがあります。

それぞれの意味は、次のように考えると分かりやすくなります。

表記一般的な意味
授業終了最後の授業が終わる時刻
下校開始帰る準備ができた児童から学校を出始める時刻
最終下校児童が校内から退出する目安の時刻
完全下校原則として全員が学校を出ている時刻

お迎え時刻や自宅への到着時刻を考える場合は、授業終了ではなく「下校開始」または「最終下校」を確認します。

授業終了後の帰りの会や下校までの流れについては、「小学校の帰りの会は何分?授業終了から下校までの流れを解説」で詳しく解説しています。

短縮授業の日の下校時刻を確認する方法

正確な下校時刻は、次の順番で確認すると見つけやすくなります。

1.学校や学年の月間予定表

最初に確認したいのは、学校だよりや学年だよりの月間予定です。

日付ごとに「短縮5時間・14時下校」などと記載されていれば、その時刻を予定に使用できます。

2.学校の連絡アプリやメール

行事や天候により日課が変更された場合は、年間予定表よりも後から届いた連絡が優先されます。

通知を見落とさないようにしましょう。

3.学校公式サイトの日課表

学校公式サイトには、通常時程、特別時程、給食なし時程などを並べた表が掲載されている場合があります。

ただし、前年度の日課表が残っている可能性があるため、対象年度も確認します。

4.子どもの連絡帳や時間割

学級だけ下校時刻が異なる場合は、連絡帳や学級の時間割で案内されることがあります。

研究授業を行う学級だけ残る場合や、学年ごとに授業数が違う日もあります。

5.分からなければ学校へ確認する

お迎え、通院、習い事などで正確な時刻が必要な場合は、推測せず学校へ確認します。

問い合わせるときは、「短縮授業は何分ですか」よりも、「○月○日の○年生の下校開始時刻を教えてください」と具体的に尋ねると確認しやすくなります。

学童を利用する日はどうする?

学校内や学校に隣接する学童では、学校の下校時刻に合わせて受け入れが始まる場合があります。

ただし、短縮授業の日は通常と対応が異なることもあるため、次の点を確認しましょう。

  • 学童が早い下校時刻に対応しているか
  • 子どもが学校から直接移動できるか
  • 給食なしの日に昼食が必要か
  • 弁当を学校へ持参するのか
  • 一度帰宅してから利用する決まりがないか
  • 利用予定の連絡が必要か

特に給食なしの日は、学童で食べる弁当の準備が必要になる場合があります。

学校と学童から別々に案内が届くこともあるため、両方を確認してください。

お迎えや習い事の予定で注意すること

短縮授業の日は、子どもがいつもより早く帰宅するため、家庭の予定も調整が必要です。

自宅で一人になる時間を計算する

保護者の帰宅時刻が変わらない場合、普段より留守番の時間が長くなります。

「下校時刻」ではなく、通学時間を加えた「自宅への到着時刻」で考えましょう。

習い事へ早く行かせない

学校から早く帰ったとしても、習い事の開始時刻や入室できる時刻が変わるとは限りません。

教室が開く前に子どもだけで待つことがないよう、事前に確認します。

きょうだいで下校時刻が違うこともある

低学年は4時間、高学年は5時間など、学年によって下校時刻が異なる場合があります。

家族の予定表には、子どもごとの時刻を書いておくと間違いを防げます。

短縮授業の日に家庭で確認したいチェック表

学校から短縮授業の案内が届いたら、次の項目を確認しましょう。

確認項目わが家の予定
短縮授業の日付__月__日
授業数__時間
1コマの時間__分
給食あり・なし
掃除あり・なし
帰りの会終了__時__分
下校開始__時__分
自宅到着の予想__時__分
学童の利用あり・なし
弁当の準備必要・不要
お迎え必要・不要
習い事の開始__時__分
留守番になる時間__分

前日の夜に確認しておくと、当日の朝に慌てにくくなります。

よくある質問

短縮授業は40分ですか?

40分授業にする学校はありますが、すべての学校が40分とは限りません。

45分授業のまま、朝活動、休み時間、掃除などを調整する場合もあります。学校の日課表で確認してください。

短縮5時間授業は何時に終わりますか?

午後1時40分から2時15分ごろに下校する例があります。

ただし、登校時刻、給食、昼休み、掃除、帰りの会によって変わります。学校から示された下校時刻を優先してください。

短縮6時間授業は何時に終わりますか?

午後2時30分から3時ごろに下校する例があります。

40分授業であっても、休み時間や学校行事の有無によって下校時刻は異なります。

午前授業の日は給食がありますか?

学校や日によって異なります。

4時間目の後に給食を食べてから下校する日もあれば、給食なしで正午ごろに下校する日もあります。「午前授業」だけで判断せず、給食の有無を確認しましょう。

B時程とは何ですか?

学校が通常とは別に定めた日課の名称です。

B時程の内容に全国共通の決まりはありません。授業開始時刻、休み時間、給食、掃除、下校時刻は学校の日課表で確認する必要があります。

短縮授業の日も学童へ行けますか?

通常は利用できることが多いものの、学童ごとに受け入れ方法が異なります。

給食なしの日は弁当が必要になる場合もあるため、学校と学童の両方から届く案内を確認してください。

まとめ|短縮授業は給食と下校時刻まで確認しよう

小学校の短縮授業は、通常より早く日課を進める日のことです。

ただし、短縮の方法は学校によって異なります。

  • 授業を45分から40分にする
  • 朝学習を行わない
  • 休み時間を短くする
  • 掃除を省略する
  • 給食後すぐに下校する
  • 給食なしで午前中に下校する

このように複数のパターンがあります。

家庭で特に確認したいのは、授業が何時間あるか、給食があるか、何時から下校を始めるかの3点です。

「短縮授業」や「B時程」という名称だけで帰宅時刻を決めず、学校だより、学年だより、連絡アプリなどに記載された最新の時刻を確認しましょう。

学童、お迎え、留守番、習い事の予定は、下校時刻に通学時間を加えた自宅到着時刻を基準に考えると安心です。

参考にした公式情報