小学校の帰りの会は何分?授業終了から下校までの流れを解説

小学校の帰りの会は、5~15分程度としている学校の例があります。

しかし、最後の授業が終わってから5~15分後に、必ず子どもが校門を出られるとは限りません。

学校によっては、帰りの会の前後に次のような時間があります。

  • 教室や机の整理
  • 翌日の予定と持ち物の確認
  • 配布物の受け取り
  • 帰り支度
  • 当番制の清掃
  • 学童へ行く児童の確認
  • 登校班や下校班の集合
  • 下校時の安全指導

そのため、最後の授業が終わってから実際に学校を出るまで、15~30分程度かかる場合があります。

「5時間目が14時5分に終わるなら、14時10分には帰ってくる?」
「学校へのお迎えは何時に行けばいい?」
「習い事は下校予定時刻の何分後なら間に合う?」

この記事では、小学校の帰りの会にかかる時間、行う内容、授業終了から下校までの流れ、放課後の予定を立てるときの注意点を解説します。

小学校の帰りの会は何分?

公立小学校が公開している時程表には、帰りの会を5~10分程度としている例があります。

一方、帰り支度や移動も含めて15分程度を設ける学校や、最後の授業から帰りの会が終わるまで20分以上かかる学校もあります。

帰りの会の設定例時間
例115時10分~15時15分
例215時5分~15時10分
例315時~15時10分
例415時10分~15時20分
例5帰り支度・移動を含め15分

帰りの会の時間は全国共通ではありません。

学年、曜日、通常時程か短縮時程か、掃除をいつ行うかによって変わります。

また、日課表に「帰りの会」と独立して記載する学校だけでなく、次のようにまとめて表示する学校もあります。

  • 帰りの会・下校
  • 帰りの準備・帰りの会
  • 移動・帰りの会
  • 清掃・帰りの会
  • 学級指導・下校

正確な時間を調べるときは、「帰りの会」という項目だけでなく、最後の授業から下校までの欄を続けて確認しましょう。

帰りの会では何をする?

帰りの会は、その日の学校生活を終えて安全に下校するための時間です。

学校や学級によって内容は異なりますが、一般的には次のような活動があります。

翌日の予定を確認する

時間割、行事、提出物、持ち物などを確認します。

子どもが連絡帳へ書く場合もあれば、プリント、黒板、タブレット、学校の連絡アプリなどで伝える場合もあります。

特別な持ち物がある日は、通常より確認に時間がかかることがあります。

宿題を確認する

その日の宿題と提出期限を確認します。

低学年では、宿題のプリントを受け取ったり、連絡袋へ入れたりする時間も必要です。

配布物を受け取る

学校だより、学年だより、行事案内、テスト、作品などが配布されます。

複数の配布物がある日は、名前や枚数を確認してからランドセルへ入れます。

一日を振り返る

その日の学習や生活について振り返ります。

日直や児童が出来事を発表したり、友達のよかったところを紹介したり、翌日の目標を確認したりする学級もあります。

先生からの連絡を聞く

行事予定、学校生活で気を付けること、天候、下校時の安全などについて先生から話があります。

悪天候や不審者情報がある場合は、通常より説明が長くなることがあります。

下校先を確認する

低学年では、子どもの下校先を確認する場合があります。

  • 自宅へ帰る
  • 学童へ行く
  • 放課後教室へ行く
  • 家族が迎えに来る
  • 放課後等デイサービスを利用する
  • 登校班や地区別に下校する

いつもと下校先が違う場合は、子どもだけの判断で変更せず、学校が指定する方法で連絡しましょう。

授業が終わってから下校するまでの流れ

一般的な流れは次のようになります。

  1. 最後の授業が終わる
  2. 教材や机の上を片付ける
  3. 帰り支度をする
  4. 帰りの会を行う
  5. 上着や帽子を身に着ける
  6. 上履きから外靴へ履き替える
  7. 学童・下校班などに分かれる
  8. 校舎を出る
  9. 校門から下校する

学校によっては、帰りの会後に当番の児童だけが清掃を行ったり、短時間の補充学習を行ったりすることもあります。

最後の授業が終わった時刻だけでは、子どもが校門を出る時刻を判断できません。

5時間授業の日の帰りの会は何時?

5時間目は、14時~14時30分ごろに終わる学校の例があります。

その後に5~15分程度の帰りの会と下校準備があるため、学校を出る時刻は14時10分~14時45分ごろになる場合があります。

5時間授業の流れの例

活動時刻の例
5時間目13時20分~14時5分
帰りの会14時5分~14時15分
下校準備・移動14時15分~14時20分
学校を出る14時20分ごろ

別の日課では、5時間目が14時25分まであり、帰りの会を終えて14時35分ごろに下校することもあります。

「5時間授業」という情報だけで時刻を決めず、学校が示している下校予定時刻を確認しましょう。

6時間授業の日の帰りの会は何時?

6時間目は、15時~15時30分ごろに終わる例があります。

その後に帰りの会や移動があるため、実際に学校を出るのは15時10分~15時45分ごろになる場合があります。

6時間授業の流れの例

活動時刻の例
6時間目14時30分~15時15分
帰りの会15時15分~15時25分
下校準備・移動15時25分~15時30分
学校を出る15時30分ごろ

高学年では、6時間目に通常授業ではなく、クラブ活動や委員会活動が入る場合があります。

活動内容によって終了時刻が異なるため、月間予定表や週予定表も確認してください。

4・5・6時間授業ごとの下校時刻については、「小学校の下校時間は何時?4・5・6時間授業と学年別の目安」で詳しく解説しています。

帰りの会と掃除はどちらが先?

掃除と帰りの会の順番は学校によって異なります。

午後の授業前に掃除をする学校

給食と昼休みの後に掃除を行い、午後の授業後は帰りの会だけをして下校します。

活動時刻の例
昼休み13時~13時20分
掃除13時20分~13時35分
5時間目13時40分~14時25分
帰りの会14時25分~14時35分

最後の授業後に掃除をする学校

帰りの会後に、当番の児童だけが清掃する学校もあります。

この場合、掃除当番の日は、ほかの児童より下校が遅くなる可能性があります。

曜日を決めて掃除する学校

毎日掃除するのではなく、火曜日と木曜日など特定の曜日だけ清掃を行う学校もあります。

同じ授業数でも、曜日によって下校時刻が異なる場合があるため、通常の日課だけでなく曜日別の時程も確認しましょう。

帰りの会が長引くことはある?

帰りの会は毎日同じ時刻に終わるとは限りません。

次のような日は、通常より時間がかかる場合があります。

  • 翌日の持ち物が多い
  • 行事について詳しい説明がある
  • プリントの配布が多い
  • 忘れ物や落とし物の確認がある
  • 天候による下校方法の変更がある
  • 下校班を組み直す
  • 学童や迎えの確認が必要
  • 教室の片付けに時間がかかる
  • 子ども同士のトラブルを確認する
  • 先生から安全指導がある

予定された下校時刻から5~10分程度遅れることは考えられます。

ただし、大幅に遅い状態が続く場合は、子どもの話だけで判断せず、学校の予定表や連絡を確認しましょう。

お迎えは何時に行けばいい?

学校へ迎えに行く場合は、授業終了時刻ではなく、学校が案内している下校予定時刻に合わせます。

例えば5時間目が14時5分に終わっても、帰りの会と下校準備がある場合、14時5分に迎えに行く必要はありません。

確認したいのは次の項目です。

  • 下校予定時刻
  • 迎えに行く場所
  • 校内へ入ってよいか
  • 早退扱いになる時刻
  • 担任への連絡方法
  • 子どもの引き渡し方法
  • 車での送迎が認められているか

学校によっては、校門前での駐車や車での送迎を禁止しています。

路上駐車や近隣施設への無断駐車は避け、学校が指定する方法に従いましょう。

学童へは帰りの会後に移動する?

校内や学校近隣に学童がある場合、帰りの会が終わった後に移動することが一般的です。

ただし、移動方法は施設によって異なります。

  • 各自で学童へ移動する
  • 学年ごとにまとまって移動する
  • 学童の職員が迎えに来る
  • 校内の専用教室へ移動する
  • 一度校門を出て別施設へ歩く

学童の利用開始時刻と、子どもが実際に到着する時刻は同じではありません。

学校を出てから学童まで歩く場合は、移動時間も必要です。

入学前に次の点を確認しておきましょう。

  • 学校から学童までの経路
  • 一人で移動するのか
  • 職員の付き添いがあるか
  • 欠席するときの連絡先
  • 学童へ行かず帰宅する場合の手続き
  • 学童への到着確認方法

習い事は下校時刻の何分後にする?

習い事の開始時刻は、下校予定時刻に通学時間を足すだけでは余裕がない場合があります。

次の時間も考える必要があります。

  1. 帰りの会が延びる可能性
  2. 校舎から校門までの移動
  3. 学校から自宅までの通学時間
  4. 着替えやトイレ
  5. おやつや水分補給
  6. 習い事の持ち物を準備する時間
  7. 自宅から教室までの移動
  8. 道路や公共交通機関の遅れ

例えば、下校予定が15時10分で、自宅まで15分、習い事まで10分かかる場合、15時40分開始では余裕がほとんどありません。

帰宅後に着替えや軽食が必要なら、16時以降の開始のほうが落ち着いて移動できます。

毎週の予定を決める前に、実際の下校から習い事までの動きを一度試してみると安心です。

帰宅予定を過ぎても帰ってこないときは?

下校予定時刻は、学校を出る時刻の目安です。

自宅へ着く時刻ではありません。

まず、次の時間を分けて考えます。

確認する時刻内容
授業終了最後の授業が終わった時刻
帰りの会終了学級での活動が終わった時刻
下校予定学校を出る予定時刻
帰宅予定通学時間を加えた時刻

帰宅が少し遅い場合は、帰りの会が延びた、下校班の集合に時間がかかった、歩く速度が遅かったなどの可能性があります。

一方で、普段より大幅に遅く、学校から予定変更の連絡もない場合は、学校が案内している連絡方法に従って確認します。

子どもには、次のルールを伝えておきましょう。

  • 寄り道をしない
  • 通学路を勝手に変更しない
  • 友達の家へ行く場合は一度帰宅する
  • 知らない人について行かない
  • 困ったときは学校や決めた場所へ戻る
  • 下校先を自分の判断で変更しない

帰宅時刻の決め方や季節による違いについては、「小学生の帰宅時間は何時まで?学年・季節別の決め方と防犯ルール」で詳しく解説しています。

帰りの会で連絡を聞き漏らす場合は?

低学年では、帰りの会で聞いた予定や持ち物を正確に覚えられないことがあります。

帰宅後に「先生が何か言っていたけど忘れた」となることも珍しくありません。

まず、学校がどの方法で連絡しているか確認しましょう。

  • 連絡帳
  • 時間割表
  • 学年だより
  • 週予定表
  • 配布プリント
  • 学校の連絡アプリ
  • タブレット
  • 学級の予定表

家庭では、子どもの記憶だけに頼らず、配布物や学校からの連絡と照らし合わせます。

持ち物の忘れが続く場合

次の順番を決めておくと確認しやすくなります。

  1. 連絡袋を開ける
  2. プリントを保護者へ渡す
  3. 連絡帳や予定表を見る
  4. 翌日の時間割をそろえる
  5. 特別な持ち物を準備する
  6. 提出物をランドセルへ入れる

子どもが自分で準備することは大切ですが、入学直後からすべてを一人で管理できるとは限りません。

慣れるまでは親子で一緒に確認し、少しずつ任せる範囲を広げましょう。

正確な帰りの会・下校時刻を確認する方法

1.学校の日課表

学校の公式サイトや入学案内に掲載されている場合があります。

「帰りの会」「帰りの準備」「下校」「完全下校」などの欄を確認します。

2.学年だより・週予定表

学年ごとの授業数や下校予定時刻が記載されています。

1年生と高学年では授業数が違うため、同じ学校でも帰りの会の時刻は異なります。

3.月間行事予定

個人面談、校内研修、クラブ、委員会、学校行事などによる時程変更を確認できます。

4.連絡アプリ

悪天候や緊急時には、下校時刻や下校方法が変更される場合があります。

通知を受け取れる状態にしておきましょう。

放課後の予定を立てるための確認表

確認項目わが家の時刻
5時間目の終了__時__分
6時間目の終了__時__分
帰りの会の終了__時__分
通常の下校予定__時__分
短縮日の下校予定__時__分
学校から自宅まで__分
学校から学童まで__分
帰宅予定__時__分
習い事への出発__時__分
習い事の開始__時__分

授業終了と下校予定を混同しないことがポイントです。

予定は分単位で詰めすぎず、帰りの会や移動が少し遅れる日も考えて余裕を持たせましょう。

よくある質問

小学校の帰りの会は何分ですか?

5~15分程度としている学校の例があります。

帰り支度や教室の整理を含め、最後の授業から下校まで15~30分程度かかる場合もあります。

帰りの会では何をしますか?

一日の振り返り、翌日の予定、宿題、持ち物、配布物、安全な下校について確認します。

具体的な内容は学年や学級によって異なります。

帰りの会が終わったらすぐ学校を出ますか?

外靴への履き替え、上着の着用、学童や下校班への移動などがあるため、校門を出るまで数分かかることがあります。

5時間目終了と下校時刻は同じですか?

同じではありません。

5時間目終了後に帰りの会や下校準備があるため、実際の下校は授業終了より後になります。

帰りの会が毎日長引くことはありますか?

翌日の連絡、配布物、下校方法の変更などで予定より遅くなる日はあります。

大幅な遅れが繰り返される場合は、学年だよりや学校の連絡を確認してください。

帰りの会後に掃除することはありますか?

帰りの会後に当番だけが掃除する学校があります。

給食後や午後の授業前に全員で掃除する学校もあり、順番は学校によって異なります。

学童へ行く日を子どもが変更してもよいですか?

原則として、子どもだけの判断で下校先を変更しないようにします。

変更がある場合は、学校と学童が指定する方法で保護者から連絡してください。

まとめ|帰りの会終了と実際の下校を分けて確認しよう

小学校の帰りの会は、5~15分程度としている学校の例があります。

帰りの会では、次のようなことを行います。

  1. 一日の振り返り
  2. 宿題の確認
  3. 翌日の時間割と持ち物の確認
  4. 配布物の受け取り
  5. 先生からの連絡
  6. 下校先と安全の確認

ただし、帰りの会が終わった瞬間に校門を出られるとは限りません。

外靴への履き替え、下校班の集合、学童への移動などがあるため、最後の授業から実際の下校まで15~30分程度かかる場合があります。

放課後の予定を立てるときは、次の時刻を分けて確認しましょう。

  • 最後の授業が終わる時刻
  • 帰りの会が終わる時刻
  • 学校を出る下校予定時刻
  • 自宅や学童へ着く予定時刻

特に習い事や病院の予定は、学校の下校予定時刻に通学時間を足しただけでは余裕がないことがあります。

帰りの会が少し延びる日も考え、着替えや移動の時間を含めて予定を組みましょう。

参考にした公式情報

※帰りの会、清掃、下校準備、学童への移動方法、完全下校時刻は、学校、学年、曜日、年度によって異なります。必ず通学している学校から発信される最新情報をご確認ください。