小学校の休み時間は何分?中休み・昼休みの時刻と過ごし方

小学校には、授業と授業の間にある短い休み時間のほか、中休みや昼休みがあります。

休み時間の長さは学校によって異なりますが、公式の日課表では次のような例が見られます。

  • 授業間の休み:5分程度
  • 中休み:15~25分程度
  • 昼休み:10~20分程度

ただし、中休みや昼休みのすべてを校庭遊びに使えるわけではありません。

トイレ、水分補給、手洗い、次の授業の準備、教室や校庭までの移動にも時間が必要です。

「5分休みでトイレに行ける?」
「中休みは何時から?」
「昼休みは給食の後に何分ある?」
「雨の日はどこで過ごす?」

この記事では、小学校の休み時間の長さと時刻、休み時間の種類、子どもの過ごし方、入学前に確認したいことを解説します。

小学校の休み時間は何分?

小学校の休み時間には、主に次の3種類があります。

休み時間の種類長さの例主な位置
授業間の休み5分程度授業と授業の間
中休み15~25分程度午前中の授業の間
昼休み10~20分程度給食後から午後の授業まで

これは一般的な目安です。

学校が採用している授業時間、朝活動、給食、清掃などの配置によって、休み時間の長さや開始時刻は変わります。

同じ学校でも、通常時程と短縮時程では休み時間が異なる場合があります。

授業間の休みは5分程度

1時間目と2時間目、3時間目と4時間目など、授業の間には5分程度の時間を設けている学校があります。

例えば、次のような日課です。

授業時刻の例
1時間目8時45分~9時30分
授業間の休み9時30分~9時35分
2時間目9時35分~10時20分

授業間の5分は、校庭でまとまった遊びをするには短い時間です。

主に次のようなことを行います。

  • 終わった授業の教材を片付ける
  • 次の授業の教科書やノートを出す
  • トイレへ行く
  • 水分を補給する
  • 特別教室へ移動する
  • 先生へ用事を伝える

体育の後に着替えたり、図工室や音楽室から教室へ戻ったりする場合は、移動と準備だけで時間が必要になります。

5分という表示があっても、子どもが自由に使える時間は状況によって異なります。

中休みは何分?

中休みは、午前中に設けられる比較的長い休み時間です。

15~25分程度としている学校の例があります。

多くの日課では2時間目と3時間目の間にありますが、40分授業を組み合わせて午前中に授業を多く配置している学校では、3時間目の後に中休みを設けることもあります。

中休みの時刻例

日課例中休み
例110時20分~10時35分
例210時20分~10時40分
例310時20分~10時45分
例410時45分~11時5分

一般的な目安としては、午前10時台に始まる例が多く見られます。

ただし、1時間目の開始時刻や授業時間によって大きく変わります。

授業の開始・終了時刻については、「小学校の1時間目は何時から?4・5・6時間目の終了時刻と日課の見方」で詳しく解説しています。

「中休み」「20分休み」「業間休み」は同じ?

学校や地域によって、午前中の長い休み時間の呼び方が異なります。

代表的な呼び方には、次のようなものがあります。

  • 中休み
  • 20分休み
  • 業間休み
  • 長休み
  • 大休み

呼び方が違っていても、午前中の授業の途中に設けられた、通常の授業間休みより長い時間を指すことが一般的です。

学校から配布された資料に聞き慣れない名称が書かれている場合は、日課表の時刻を見ると位置を確認できます。

例えば、2時間目の後に「業間」と書かれ、その後に3時間目が始まる場合は、中休みにあたる時間だと判断できます。

中休みは何をして過ごす?

中休みの過ごし方は、学校のルールや天候によって異なります。

校庭を利用できる日には、次のような過ごし方があります。

  • 鬼ごっこ
  • ボール遊び
  • 遊具
  • 縄跳び
  • 鉄棒
  • 友達との会話
  • 図書室の利用
  • 教室で読書
  • 係や委員会の仕事

20分の中休みがあっても、20分間すべて遊べるとは限りません。

校庭までの移動、外遊びの準備、手洗い、次の授業の準備を考えると、実際に遊べる時間は表示より短くなります。

学校によっては、校庭を使える学年や曜日を分けたり、遊べる場所を指定したりすることもあります。

昼休みは何分?

昼休みは、給食の後に設けられる休み時間です。

公式の日課表では、10~20分程度の例が見られます。

昼休みの時刻例

給食昼休み
12時15分~13時13時~13時15分
12時20分~13時13時~13時20分
12時30分~13時15分13時15分~13時35分
12時20分~12時55分12時55分~13時5分

昼休みの開始時刻は、おおむね13時前後になる例があります。

ただし、給食の開始時刻や清掃の配置によって変わります。

給食後に昼休みがある学校だけでなく、給食、清掃、昼休みの順に進む学校や、曜日によって清掃を行わない学校もあります。

給食時間と昼休みは別

日課表の「給食」と「昼休み」は別の時間です。

給食時間には、手洗い、配膳、食事、片付けが含まれます。食べ終わった子から自由に昼休みになるとは限らず、学級全体で片付けを終えてから昼休みに移る場合があります。

給食の開始時刻と実際に食べられる時間については、「小学校の給食時間は何時から?食べる時間は何分?準備・片付けまで解説」で確認できます。

昼休みの後は何をする?

昼休みの後は、学校によって流れが異なります。

昼休みの後に5時間目が始まる例

活動時刻の例
給食12時15分~13時
昼休み13時~13時15分
5時間目13時20分~14時5分

昼休みの後に清掃を行う例

活動時刻の例
給食12時20分~13時
昼休み13時~13時20分
清掃13時20分~13時35分
5時間目13時40分~14時25分

昼休みが同じ20分でも、清掃をどこに入れるかによって5時間目の開始時刻が変わります。

放課後の予定を立てる場合は、昼休みの終了時刻ではなく、最後の授業と下校予定時刻を確認しましょう。

雨の日の中休み・昼休みはどうする?

雨や積雪、強風、猛暑などで校庭を利用できない日は、屋内で過ごします。

過ごせる場所や活動は学校によって異なりますが、次のような例があります。

  • 教室で読書をする
  • 絵を描く
  • 折り紙をする
  • 友達と会話をする
  • カードや学校備品のゲームで遊ぶ
  • 図書室を利用する
  • 体育館を学年交代で利用する
  • タブレットで指定された活動をする
  • 係や委員会の作業をする

廊下を走ったり、教室内でボールを投げたりすることは危険なため、屋内用のルールが設けられます。

北海道など積雪のある地域では、冬でも校庭やグラウンドを使う学校がありますが、服装、雪の状態、気温などによって利用できない日もあります。

5分休みでトイレに行ける?

授業間が5分しかないと、「トイレへ行く時間が足りるのか」と心配になることがあります。

実際には、トイレまでの距離、児童数、個室の数、休み時間の利用が集中するかどうかによって状況が異なります。

5分間には次の授業の準備も含まれるため、毎回余裕があるとは限りません。

特に次のような場合は、時間がかかることがあります。

  • 教室とトイレが離れている
  • 同じ階の児童数が多い
  • 休み時間に利用が集中する
  • 体育や移動教室の直後
  • 服装の着脱に時間がかかる
  • 入学直後で校内の場所に慣れていない

我慢するようには伝えない

子どもには「授業中は絶対にトイレへ行ってはいけない」と伝えないようにしましょう。

体調や排せつの状況には個人差があります。

休み時間中に間に合わなかった場合や、授業中に急に行きたくなった場合は、先生へ伝えるように教えておくことが大切です。

家庭では、次のような言い方を練習できます。

先生、トイレに行ってもいいですか。

休み時間に並びましたが、間に合いませんでした。

おなかが痛いです。

言い出せずに我慢してしまう子の場合は、入学時や学年の始めに担任へ伝えておくと安心です。

水分補給はいつする?

水分補給の扱いも学校によって異なります。

授業間の休み、中休み、昼休みなどに水分を取るほか、暑い日には授業中の水分補給を認めている場合があります。

確認したいのは次の項目です。

  • 水筒を持参できるか
  • 中身として認められている飲み物
  • 水筒を置く場所
  • 授業中に飲んでよいか
  • 体育や校外活動の日の扱い
  • 水筒を忘れた場合の対応

特に暑い時期は、子どもが「休み時間に遊ぶことを優先して飲まなかった」ということも考えられます。

帰宅時に水筒がほとんど減っていない状態が続く場合は、いつ飲むよう指導されているか子どもと確認してみましょう。

中休みに一人で過ごしていても大丈夫?

休み時間に一人でいるからといって、必ずしも困っているとは限りません。

一人で本を読んだり、絵を描いたり、静かに過ごしたりすることを好む子もいます。

確認したいのは「一人でいるか」ではなく、本人がどのように感じているかです。

心配が少ない様子

  • 一人の時間を楽しんでいる
  • 好きな本や活動がある
  • 授業や給食では友達と話している
  • 学校へ行くことを嫌がっていない
  • 本人が困っていないと話している

少し様子を確認したい状態

  • 遊びたいのに仲間へ入れない
  • 毎日休み時間を苦痛に感じている
  • からかわれたり避けられたりしている
  • 休み時間が理由で登校を嫌がる
  • トイレなど決まった場所に隠れて過ごす
  • 帰宅後に強い不安や落ち込みがある

子どもから話を聞くときは、「どうして一人なの?」と責めるように聞かず、「休み時間はどこで何をしているの?」と具体的に尋ねると話しやすくなります。

心配な状態が続く場合は、担任へ学校での様子を確認しましょう。

休み時間にけがをした場合は?

休み時間は、校庭や遊具で体を動かすため、転倒や衝突などが起こることがあります。

けがをしたときは、近くの先生や友達へ伝え、保健室などで対応してもらいます。

子どもには、次のことを伝えておきましょう。

  • けがをしたら我慢しない
  • 頭を打った場合は必ず先生へ伝える
  • 友達がけがをしたら近くの大人を呼ぶ
  • 危険な場所や遊び方を見つけたら知らせる
  • 帰宅後に痛みが強くなったら保護者へ伝える

学校からけがの連絡があった場合は、けがをした時刻、場所、応急手当の内容、帰宅後に注意する症状などを確認します。

短縮授業の日は休み時間も短くなる?

短縮授業の日は、授業時間だけでなく、中休みや昼休みが短くなる場合があります。

例えば、通常時程では中休みが20分でも、短縮時程では10分になることがあります。

短縮時程には、次のような種類があります。

  • 授業を45分から40分へ短縮する
  • 授業間の休みを短くする
  • 中休みを短くする
  • 昼休みを短くする
  • 清掃を行わない
  • 朝活動を行わない

どの時間を短くするかは学校によって異なります。

「短縮5時間授業」と書かれている場合は、通常の5時間授業より早く下校する可能性があるため、学校の予定表で下校時刻まで確認しましょう。

授業数ごとの下校時刻については、「小学校の下校時間は何時?4・5・6時間授業と学年別の目安」で詳しく解説しています。

正確な休み時間を確認する方法

通っている学校の休み時間は、次の資料で確認できます。

1.学校の日課表・生活時程表

学校の公式サイトや入学案内に、次のような名称で掲載されることがあります。

  • 日課表
  • 生活時程表
  • 時程表
  • 学校生活の一日
  • 週時程表

中休み、昼休み、清掃の開始・終了時刻を確認できます。

2.入学説明会の資料

新1年生の保護者向け資料には、学校での一日の流れや休み時間の過ごし方が記載されている場合があります。

校庭や図書室の使い方、水筒、トイレなどのルールも確認しましょう。

3.学校・学年だより

短縮授業や行事日程では、通常の日課と異なる場合があります。

月間予定表や学年だよりに記載された下校時刻もあわせて確認します。

4.子どもと一緒に確認する

入学後は、子どもが日課表の時刻を正確に覚えていないこともあります。

「何分休みだった?」だけでなく、次のように具体的に聞くと学校での様子が分かりやすくなります。

  • 中休みは何時間目の後だった?
  • 校庭へ行く時間はあった?
  • トイレは混んでいた?
  • 水筒はいつ飲んだ?
  • 雨の日はどこで過ごした?
  • 昼休みの後は掃除だった?授業だった?

入学前に確認したい休み時間チェック表

確認項目学校の予定・ルール
授業間の休み__分
中休み__時__分~__時__分
昼休み__時__分~__時__分
給食後の流れ昼休み・清掃・授業
校庭を使える日________
雨の日の過ごし方________
図書室の利用できる・できない
水筒の持参できる・できない
授業中の水分補給できる・できない
トイレが混む場合の対応________
短縮時程の中休み__分
休み時間の見守り________

すべてを入学前に確認する必要はありません。

トイレ、水分補給、持病、校内移動など、子どもが特に不安に感じている項目を優先しましょう。

よくある質問

小学校には毎時間10分の休みがありますか?

学校によって異なります。

授業間を5分としている学校も多く、午前中に15~25分程度の中休みを設ける日課があります。

中休みは何時間目の後ですか?

2時間目の後に設ける学校が多く見られます。

ただし、40分授業などで午前中の授業配置が異なる学校では、3時間目の後に中休みを設ける場合もあります。

中休みは何時からですか?

午前10時台に始まる例が多く見られます。

1時間目の開始時刻によって異なるため、学校の日課表を確認してください。

昼休みは何時からですか?

給食と片付けを終えた13時前後から始まる例があります。

給食の開始時刻や清掃の順番によって変わります。

中休みと昼休みはどちらが長いですか?

どちらも15~20分程度としている学校がありますが、中休みを25分、昼休みを15分とする例もあります。

学校の日課によって異なります。

休み時間に宿題をしてもよいですか?

学校や学級のルールによって異なります。

提出物を忘れて休み時間に取り組む場合や、自主的に読書や学習をする場合もありますが、担任の指示を確認しましょう。

休み時間にトイレへ行けなかったらどうしますか?

授業が始まる前に先生へ伝えます。

体調に関わるため、無理に我慢せず、必要なときは授業中でも申し出るよう家庭でも伝えておきましょう。

まとめ|休み時間の長さと使える時間は同じではない

小学校の休み時間には、授業間の短い休み、中休み、昼休みがあります。

長さの目安は次のとおりです。

  • 授業間の休み:5分程度
  • 中休み:15~25分程度
  • 昼休み:10~20分程度

ただし、全国共通の時刻や長さではありません。

休み時間には、トイレ、水分補給、手洗い、移動、次の授業の準備も含まれます。日課表に20分と書かれていても、20分間すべてを自由遊びに使えるとは限りません。

特に入学前は、次のことを子どもへ伝えておくと安心です。

  1. トイレを無理に我慢しない
  2. 困ったときは先生へ伝える
  3. 次の授業に間に合うよう早めに戻る
  4. 水分補給を忘れない
  5. 一人で過ごしたいときがあってもよい
  6. けがをしたらすぐ大人へ知らせる

正確な時刻は、入学予定校や通学している学校の日課表で確認しましょう。

参考にした公式情報

※休み時間の名称、時刻、校庭や図書室の利用、水分補給、短縮時程などのルールは、学校や年度によって異なります。必ず通学している学校から発信される最新情報をご確認ください。