小学校の給食時間は何時から?食べる時間は何分?準備・片付けまで解説

小学校の給食は、4時間目が終わる12時10分~12時20分ごろに始まる学校が多く見られます。

日課表では、給食時間を40~45分程度としている例があります。

ただし、この40~45分をすべて食事に使えるわけではありません。

給食時間には、手洗い、給食当番の準備、配膳、食事、食器の片付けなどが含まれています。実際に子どもが食べている時間は、給食時間全体より短くなります。

特に新1年生の保護者は、

「時間内に食べ終わるの?」
「食べるのが遅いと困る?」
「給食が始まったら何時に帰ってくる?」

と心配になることもあるでしょう。

この記事では、小学校の給食が始まる時刻、実際に食べられる時間、給食当番の流れ、時間内に食べるのが難しい場合の考え方を解説します。

小学校の給食時間は何時から?

小学校の給食は、4時間目が終わった後の12時10分~12時20分ごろに始まる例が多く見られます。

公立小学校が公開している日課表には、次のような給食時間があります。

日課表の例給食時間
例112時5分~12時45分
例212時15分~12時55分
例312時20分~13時
例412時20分~13時5分

開始時刻には15分ほどの違いがありますが、40~45分程度を給食時間としている例があります。

全国の小学校で共通する開始時刻が決められているわけではありません。

1時間目の開始、授業間の休み時間、中休みの長さによって4時間目の終了時刻が変わり、それに合わせて給食の開始時刻も変わります。

1時間目から6時間目までの開始・終了時刻については、「小学校の1時間目は何時から?4・5・6時間目の終了時刻と日課の見方」で詳しく解説しています。

小学校の給食時間は何分?

自治体や学校が公開している資料を見ると、小学校の給食時間は40~45分程度の例があります。

ただし、給食時間のすべてが「座って食べる時間」ではありません。

一般的な給食時間には、次の活動が含まれています。

  1. トイレや手洗いを済ませる
  2. 給食当番が白衣などを着る
  3. 食器や食缶を教室へ運ぶ
  4. 給食を盛り付ける
  5. 全員分を配る
  6. あいさつをして食べる
  7. 食器やごみをまとめる
  8. 食缶や食器を返却する
  9. 配膳台や教室を片付ける

学校の日課表に「給食12時20分~13時」と書かれていても、12時20分から全員が食べ始められるとは限りません。

準備に10~15分かかれば、食事に使えるのは20分前後になることがあります。

40分の給食時間の一例

40分の給食時間を、準備・食事・片付けに分けると次のようになります。

給食中の活動時間の例
手洗い・準備・配膳15分
食事20分
片付け5分
合計40分

これは一例です。

給食室や配膳室までの距離、児童数、その日の献立、給食当番の動きによって必要な時間は変わります。

カレーのように比較的配りやすい献立と、複数のおかずを一人分ずつ盛り付ける献立では、準備にかかる時間が同じとは限りません。

給食は何時に食べ始める?

日課表に書かれた給食の開始時刻と、子どもが「いただきます」をする時刻には差があります。

例えば、給食時間が12時20分から始まり、手洗いと配膳に15分かかった場合、食べ始めるのは12時35分ごろです。

給食当番がスムーズに準備できれば、もう少し早く食べ始められます。

一方、次のような日は準備に時間がかかることがあります。

  • 新しい給食当番に交代した日
  • 1年生が給食を始めたばかりの時期
  • 食器や食缶を運ぶ距離が長い
  • 盛り付ける品数が多い
  • 欠席者分の量を調整する
  • 配膳中にこぼしてしまった
  • 行事後で教室へ戻るのが遅れた

給食が遅いかどうかを考えるときは、日課表の開始時刻だけでなく、準備に何分かかったのかも分けて考える必要があります。

給食の後は何をする?

給食後の予定は学校によって異なります。

代表的な流れは次のとおりです。

給食後に昼休みと清掃がある場合

活動時刻の例
給食12時20分~13時
昼休み13時~13時20分
清掃13時20分~13時35分
5時間目13時40分~14時25分

給食後に昼休みがあり、清掃を別の時間に行う場合

活動時刻の例
給食12時15分~12時55分
昼休み12時55分~13時15分
5時間目13時20分~14時5分

給食後の昼休みや清掃の配置によって、5時間目の開始時刻が変わります。

同じ45分授業の学校でも、5時間目や6時間目の終了時刻が違うのはこのためです。

4時間授業の日も給食はある?

4時間授業の日には、給食がある日とない日があります。

「4時間授業」と書かれているだけでは、給食の有無を判断できません。

給食がある4時間授業

4時間目の後に給食を食べ、帰りの会をしてから下校します。

下校時刻は13時~13時30分ごろになる例があります。

給食ありの4時間授業は、個人面談、校内研修、学期末などに設定されることがあります。

給食がない4時間授業

4時間目が終わった後、帰りの会をして下校します。

正午~12時30分ごろに下校する場合があり、家庭で昼食を用意する必要があります。

給食なしの日は、次のような時期に設定されることがあります。

  • 入学直後
  • 始業式
  • 終業式
  • 修了式
  • 卒業式
  • 給食開始前
  • 給食終了後
  • 学校行事のある日

予定表では「4時間授業」だけでなく、「給食あり」「給食なし」の記載も確認しましょう。

給食の有無による下校時刻の違いは、「小学校の下校時間は何時?4・5・6時間授業と学年別の目安」で詳しく解説しています。

新1年生の給食時間は短い?

新1年生も、基本的には学校の日課表に沿って給食を食べます。

ただし、入学したばかりの時期は、給食の準備や片付けに慣れていません。

学校によっては、給食開始直後に次のような配慮を行います。

  • 通常より早めに準備を始める
  • 教員や支援員が配膳を手伝う
  • 給食当番の仕事を一つずつ教える
  • 配りやすい献立から始める
  • 食器の置き方や片付け方を練習する
  • 余裕のある日課を組む

最初から上級生と同じ速さで準備できることを求められるわけではありません。

給食当番や配膳の経験を重ねることで、少しずつ流れを覚えていきます。

入学直後から給食開始後までの下校時刻については、「新1年生の下校時間は何時?入学直後・給食開始後・5時間授業の目安」で確認できます。

食べるのが遅い子はどうなる?

食べる速さには個人差があります。

給食時間内に食べ切れない日があっても、それだけで学校生活に問題があるとは限りません。

最初に確認したいのは、何に時間がかかっているかです。

  • 食べる量が多い
  • 苦手な食材で手が止まる
  • 固いものをかむのに時間がかかる
  • 箸やスプーンの扱いに慣れていない
  • 牛乳パックを開けるのが難しい
  • 周囲が気になって食事に集中できない
  • 配膳が遅くなり、食べ始める時刻が遅かった
  • 緊張して食欲が出ない

単に「食べるのが遅い」とまとめず、どこで困っているのかを分けて考えましょう。

家庭でできる準備

入学前や給食開始前に、次のような経験をしておくと学校で戸惑いにくくなります。

  • 20分程度を目安に食事をする
  • 箸、スプーン、フォークを自分で使う
  • 牛乳パックや袋を開ける
  • 食器を運ぶ
  • 自分で食べられる量を伝える
  • 食べ終わった食器をまとめる
  • 苦手なものを先生へ伝える練習をする

家庭で急いで食べさせる必要はありません。

時計を意識しながらも、よくかみ、安全に食べることを優先します。

先生へ相談したほうがよい場合

次のような状態が続く場合は、担任へ相談しましょう。

  • 給食をほとんど食べられない日が続く
  • 給食が理由で登校を嫌がる
  • 食べ終わらないことを強く不安に感じている
  • 特定の食感やにおいで食事が難しくなる
  • かむことや飲み込むことに心配がある
  • 食物アレルギーや医師からの指示がある
  • 給食後に体調不良を繰り返す

家庭からは、「食べるのが遅いです」だけでなく、食べやすい量、苦手な食感、家庭でかかる時間などを具体的に伝えると状況を共有しやすくなります。

給食を残しても大丈夫?

給食の対応は学校や学級によって異なります。

食べられる量や体調には個人差があるため、無理に食べ切ろうとして急いだり、体調が悪いのに我慢したりすることは避けなければなりません。

子どもには、困ったときに次のように伝えられるよう練習しておくと安心です。

  • 「量を少なくしてください」
  • 「これは食べたことがありません」
  • 「気分が悪いです」
  • 「飲み込むのが難しいです」
  • 「アレルギーがあります」
  • 「先生、手伝ってください」

給食の量を減らせる時点や方法は学校によって異なります。

最初から減らせるのか、配膳後に先生へ相談するのかを確認しておきましょう。

食物アレルギーがある場合の確認事項

食物アレルギーがある場合は、子どもの自己判断だけに任せず、入学前から学校と情報を共有します。

確認したい項目は次のとおりです。

  • 学校のアレルギー対応方針
  • 医師の診断書や学校生活管理指導表の提出
  • 除去食や代替食の対応範囲
  • 弁当を持参する日の扱い
  • 献立表の確認方法
  • 誤食を防ぐ受け渡し方法
  • 緊急時の連絡先
  • 薬を学校で保管する場合の手続き

対応できる内容は、自治体や学校の給食方式によって異なります。

必ず学校から案内された手続きに従ってください。

給食時間を正確に確認する方法

給食の正確な時刻は、次の資料で確認できます。

1.学校の日課表・生活時程表

学校の公式サイトや入学案内に掲載されている場合があります。

「給食」の欄を見ると、通常時程の開始・終了時刻が分かります。

ただし、日課表の時刻は準備や片付けを含む時間であり、食べ始める時刻とは限りません。

2.月間予定表・学年だより

給食の有無や短縮日課は、月間予定表や学年だよりで確認します。

特に学期の始めと終わりは、給食がない日や通常より早く下校する日があります。

3.献立表

献立表には、給食を実施する日と献立が記載されています。

学校行事などで給食がない日は、「給食なし」「弁当持参」などの記載も確認しましょう。

4.学校の連絡アプリ

急な休校や行事変更などにより、給食の予定が変わる場合があります。

変更の連絡を受け取れる状態になっているか確認しておきましょう。

入学前に確認したい給食チェック表

確認項目わが家の確認内容
給食開始日__月__日
通常の給食時間__時__分~__時__分
給食なしの日________
箸・スプーンの持参必要・不要
給食袋の中身________
ランチョンマット必要・不要
マスクの扱い________
給食当番の白衣学校・家庭で用意
アレルギー書類提出済み・確認中
牛乳の対応________
給食後の下校時刻__時__分

学校によって持ち物や給食当番の方法が異なります。

入学説明会の資料を確認し、分からない項目は学校へ問い合わせましょう。

よくある質問

小学校の給食は何時ごろから始まりますか?

12時10分~12時20分ごろに始まる例が多く見られます。

ただし、4時間目の終了時刻が学校によって異なるため、全国共通ではありません。

給食時間は何分ですか?

40~45分程度としている学校や自治体の例があります。

この時間には、手洗い、配膳、食事、片付けが含まれます。

実際に食べられるのは何分くらいですか?

給食時間が40分の場合、準備に15分、片付けに5分かかると、食事に使える時間は20分程度になります。

実際の時間配分は学校、学年、その日の献立によって異なります。

給食は教室で食べますか?

教室で食べる小学校が多く見られますが、ランチルームなどを利用する学校もあります。

給食当番が食器や食缶を教室へ運び、児童が配膳する方式もあります。

1年生は給食を食べ終わるまで待ってもらえますか?

対応は学校やその日の予定によって異なります。

給食開始直後は準備に時間がかかることを踏まえ、教員などが配膳を手伝う場合があります。食事時間への不安が強い場合は、早めに担任へ相談しましょう。

4時間授業の日は給食がありますか?

給食がある日とない日があります。

月間予定表や学年だよりで、「給食あり」「給食なし」「弁当持参」の記載を確認してください。

給食後すぐに5時間目が始まりますか?

給食後に昼休みや清掃を行ってから5時間目が始まる学校があります。

給食の終了から5時間目までの流れは、学校の日課表で確認できます。

まとめ|給食時間には準備と片付けも含まれる

小学校の給食は、12時10分~12時20分ごろに始まり、40~45分程度を給食時間としている例があります。

ただし、そのすべてを食事に使えるわけではありません。

給食時間には、次の活動が含まれます。

  1. 手洗い
  2. 給食当番の準備
  3. 配膳
  4. 食事
  5. 片付け

実際に食べられる時間は20分程度になる場合があります。

新1年生は、給食当番や配膳に慣れるまで時間がかかることがあります。家庭では、急いで食べる練習ではなく、自分で食器を扱う、食べられる量を伝える、困ったときに先生へ相談するといった準備を進めましょう。

また、4時間授業の日は、給食の有無によって下校時刻が大きく変わります。

日課表、月間予定表、献立表を確認し、給食の開始時刻だけでなく、給食がある日と実際の下校予定時刻まで把握しておくと安心です。

参考にした公式情報

※給食の開始・終了時刻、給食当番の方法、食物アレルギーへの対応、給食の有無は、自治体、学校、年度によって異なります。必ず通学している学校から発信される最新情報をご確認ください。