学童を休む日は連絡が必要?欠席・早退・お迎え変更の伝え方
子どもが学童を休む日には、学童への連絡が必要です。
学校へ欠席を連絡したからといって、その情報が自動的に学童へ伝わるとは限りません。
連絡がないまま子どもが学童へ来なければ、支援員は「学校から学童へ向かう途中で何かあったのではないか」と考え、保護者や学校へ確認することになります。
欠席だけでなく、早退、習い事、帰宅方法、お迎えに行く人などが変わる場合も、学童への連絡が必要になることがあります。
この記事では、学童へ連絡すべき場面と、電話やアプリで伝える内容を分かりやすく解説します。
学童を休む日は必ず連絡する
学童を利用する予定の日に休む場合は、原則として学童へ連絡します。
連絡が必要になる主な理由は、子どもの所在確認です。
学童では、学校の授業が終わったあとに利用予定の子どもが来ているかを確認します。
予定していた子どもが来なかった場合、次のような可能性を考えなければなりません。
- 学校を欠席している
- 学校から早退している
- 保護者と一緒に帰宅した
- 習い事へ行った
- 友達と帰ってしまった
- 学童へ向かう途中で事故やトラブルに遭った
- 子どもが学童の予定を忘れた
保護者から連絡がなければ、支援員は学校や緊急連絡先へ確認することになります。
子どもの安全確認を迅速に行うためにも、「今日は利用しない」と決まった時点で連絡しましょう。
学校に連絡すれば学童にも伝わる?
学校と学童の両方へ連絡するのが基本です。
学童が学校内にあっても、学校と学童は別の運営体制になっている場合があります。学校へ送った欠席連絡が、必ず学童へ共有されるとは限りません。
例えば、子どもが発熱して学校を休む場合は、次の2か所へ連絡します。
- 学校へ欠席連絡をする
- 学童へ欠席連絡をする
学校を早退して保護者と帰宅する場合も、学童には「本日は学校から早退したため利用しません」と伝えます。
仙北市の利用案内でも、児童クラブを利用する予定の日に学校を欠席・早退するときは、児童クラブにも連絡するよう案内されています。
学校の先生へ「今日は学童を休みます」と伝えただけで済ませず、保護者から学童へ直接連絡すると確実です。
学童への連絡が必要になる場面
欠席以外にも、いつもの予定から変わる場合は連絡が必要です。
| 変更内容 | 学童への連絡 |
|---|---|
| 学童を一日休む | 必要 |
| 学校を欠席する | 学校と学童の両方へ必要 |
| 学校から早退する | 学童にも必要 |
| 学童から早く帰る | 必要 |
| お迎え時刻を変更する | 必要な場合が多い |
| お迎えに行く人を変更する | 必要 |
| 一人帰りから保護者のお迎えへ変える | 必要 |
| 学童から習い事へ行く | 事前確認と連絡が必要 |
| 利用予定のなかった日に利用する | 受け入れ可能か確認が必要 |
| 延長利用へ変更する | 事前連絡が必要な場合が多い |
| 長期間休む | 届出が必要な場合がある |
施設によって連絡方法や期限は異なります。
「どのような変更でも、その都度連絡する」と決めておくと、伝え忘れを防ぎやすくなります。
欠席連絡はいつまでにすればいい?
欠席が事前に分かっている場合は、分かった時点で連絡します。
当日の体調不良などで急に休む場合は、学童が指定する締切時刻までに連絡しましょう。
一般的には、次のような方法が使われています。
- 学童の連絡アプリ
- 欠席連絡フォーム
- 電話
- 連絡帳
- メール
- 利用予定表
連絡アプリを使用する施設では、当日の受付期限が設定されていることがあります。期限を過ぎた場合は電話連絡が必要になることもあります。
電話をかける場合は、学童の開所前でつながらない可能性があります。留守番電話へ入れるのか、運営事務局へ連絡するのかも確認しておきましょう。
事前に休みが分かっている場合
通院、家族の予定、習い事、旅行などで休む日が決まっている場合は、利用予定表やアプリで早めに伝えます。
複数日休む場合は、休む期間をまとめて伝えて構いません。
当日に休む場合
発熱や体調不良、保護者の勤務変更などによる当日欠席は、朝のうちに連絡します。
学校を欠席するときは、学童への連絡も同時に済ませると忘れにくくなります。
欠席連絡で伝える内容
欠席連絡では、少なくとも次の内容を伝えます。
- 子どもの氏名
- 学校名と学年
- 在籍している学童名
- 欠席する日
- 一日欠席か、早退か
- 必要に応じて理由
- 翌日以降の利用予定
- 保護者の氏名
電話での伝え方
お世話になっております。
○○小学校2年の○○○○の保護者です。
本日は学校を欠席するため、学童もお休みします。
明日は通常どおり利用する予定です。よろしくお願いします。
細かな病名や家庭の事情まで詳しく説明する必要はありません。
ただし、感染症にかかった場合など、施設側で対応が必要になるときは、学童の案内に従って伝えましょう。
アプリやメールでの伝え方
○月○日、○○○○は体調不良のため学童を欠席します。学校も欠席しています。翌日は体調を見て改めて連絡します。
アプリに欠席理由の選択欄がある場合は、その項目に従って入力します。
子どもから口頭で伝えるだけではいけない?
欠席や帰宅方法の変更は、子どもからではなく保護者が連絡するのが基本です。
子どもが支援員へ「今日は学童に行かない」「お母さんがいいと言った」と伝えても、保護者の意思を確認できないからです。
郡山市の利用案内では、子どもから口頭で欠席や早退の申し出があった場合や、利用予定日に連絡なく出席していない場合、緊急連絡先へ電話確認するとしています。
「子どもに伝えたから大丈夫」と考えず、保護者から学童へ直接連絡しましょう。
子どもにも次のように教えておくと安心です。
- 自分の判断で学童を休まない
- 友達に誘われても予定を変えない
- 学童へ行く日か分からなくなったら先生や支援員へ相談する
- 保護者から連絡がないまま一人で帰宅しない
- 習い事へ勝手に向かわない
早退するときの連絡方法
通院や家庭の予定で学童から早く帰る場合は、帰宅予定時刻と方法を伝えます。
伝える内容は次のとおりです。
- 早退する日
- 学童を出る時刻
- 保護者がお迎えに行くのか
- 子どもだけで帰宅するのか
- 習い事へ向かうのか
- 誰に引き渡すのか
子どもだけで帰宅できる時刻や学年を定めている学童もあります。
「今日は早く帰らせてください」だけではなく、「16時30分に母が迎えに行きます」など、具体的に伝えましょう。
お迎え時刻を変更するとき
予定よりお迎えが早くなる、または遅くなる場合も、学童のルールに従って連絡します。
特に延長時間へ入る可能性がある場合は、追加料金や事前登録が関係することがあります。
連絡する際は、次の情報を伝えます。
- 通常のお迎え予定時刻
- 変更後のお迎え予定時刻
- 延長利用になるか
- 迎えに行く人
- 遅れる理由
- 連絡のつく電話番号
閉所時刻を過ぎる可能性がある場合は、分かった段階ですぐに連絡してください。
連絡を入れても、閉所時刻を超えて預かってもらえるとは限りません。保護者が間に合わない場合に備え、家族やファミリー・サポート・センターなど、代理で迎えに行ける人を決めておくと安心です。
お迎えに間に合わない場合の基本的な対策については「学童は何時まで?公立・民間の違いと仕事が間に合わないときの対策」で詳しく解説しています。
代理の人がお迎えに行く場合
祖父母、親族、ファミリー・サポートの援助会員など、いつもと違う人がお迎えに行く場合は、必ず事前に学童へ連絡します。
土浦市では、児童の所在確認や事故防止のため、代理の人がお迎えに行く場合はクラブへ連絡するよう案内しています。
施設によっては、次の対応が必要です。
- 代理人の氏名を事前登録する
- 子どもとの続柄を伝える
- お迎え予定時刻を伝える
- 代理人が身分証明書を提示する
- 代理人引受届を提出する
- アプリからお迎えする人を変更する
学童側が確認できない人には、子どもを引き渡さない場合があります。
代理人にも、学童名、子どものクラス、お迎え時刻、本人確認書類が必要かを伝えておきましょう。
習い事へ行く日はどう連絡する?
学童から習い事へ通う場合は、最初に外出や再入室が認められているか確認します。
学童によって、次のように対応が異なります。
- 学童から習い事へ一人で出発できる
- 保護者や送迎者への引き渡しが必要
- 習い事へ出たあとは学童へ戻れない
- 事前の外出届があれば戻れる
- 曜日と出発時刻を登録する
- 毎回保護者から連絡する
その日の子どもの判断で、学童から習い事へ行かせるのは避けましょう。
欠席扱いにするのか、学童から途中退室するのか、習い事のあとに戻るのかを保護者と学童で共有します。
学童と習い事を組み合わせる場合の確認事項は「学童から習い事に通える?途中退室・再入室・送迎の確認ポイント」で詳しく解説しています。
帰宅方法を変更する場合
普段は保護者がお迎えに行く子どもを、その日だけ一人で帰宅させる場合は、必ず学童へ確認します。
学童によっては、保護者から当日連絡があっても一人帰りへ変更できないことがあります。
門真市では、下校方法やお迎え時間を変更する場合、その都度連絡帳へ記入するよう案内しています。
変更時には次の内容を伝えます。
- 学童を出る時刻
- 一人で帰宅するのか
- 兄弟姉妹と帰るのか
- 自宅に誰がいるのか
- 帰宅後に保護者へ連絡する方法
- 通学路以外へ立ち寄る予定があるか
一人帰りが認められても、帰宅中を職員が付き添うとは限りません。
日没時刻、通学路の交通量、雪や悪天候なども考えて決めましょう。
一人で帰宅したあとの安全対策については「小学生の留守番は何年生から?始める目安と安全のための準備」も参考になります。
利用しない予定だった日に急きょ利用できる?
利用予定がなかった日に、保護者の残業などで急に利用したくなることもあります。
しかし、連絡なしで子どもを学童へ行かせてはいけません。
学童では、利用予定人数に応じて職員体制、おやつ、活動などを準備しています。登録されている児童でも、当日の追加利用を受け入れられない場合があります。
まず学童へ連絡し、次の点を確認しましょう。
- 当日でも利用できるか
- 学校から学童へ直接行けるか
- 学校への連絡も必要か
- おやつや利用料はどうなるか
- お迎え時刻は何時か
- 延長利用が可能か
保護者から学童へ連絡しただけでは、学校側が子どもの行き先変更を把握できない場合もあります。学校と学童の双方へ伝えてください。
長期間休む場合は届出が必要?
旅行、保護者の休職、在宅勤務などにより、学童を長期間利用しない場合は、通常の欠席連絡とは別の手続きが必要になることがあります。
水戸市では、一時的に放課後学級を休む場合、期限までに変更等届を提出するか、電子申請を行うよう案内しています。
また、長期間利用しなくても、退所手続きをしない限り利用料が発生する施設があります。
長く休むことが決まったら、次の点を確認しましょう。
- 休会制度があるか
- 欠席届や変更届が必要か
- 利用料が発生するか
- おやつ代の扱い
- 何日以上休むと退所の対象になるか
- 再開時に連絡が必要か
- 利用条件を満たさなくなった場合の手続き
単にアプリで毎日欠席を登録するだけでは、正式な休会手続きにならない可能性があります。
連絡忘れを防ぐ方法
忙しい朝は、学校へ連絡して安心し、学童への連絡を忘れがちです。
次のような方法で防げます。
連絡先をまとめておく
スマートフォンに次の連絡先を登録します。
- 小学校
- 学童
- 学童の運営事務局
- 学童の連絡アプリ
- 緊急時の代理お迎え先
電話帳の名前を「欠席連絡・○○学童」のようにしておくと探しやすくなります。
家族の担当を決める
学校への連絡は母、学童への連絡は父という分け方では、どちらかが忘れる可能性があります。
「その日、学校へ欠席連絡をした人が学童にも連絡する」と決めておくと分かりやすくなります。
連絡チェック表を作る
玄関や冷蔵庫に、次のようなメモを貼る方法もあります。
| 状況 | 学校 | 学童 | 習い事 |
|---|---|---|---|
| 学校を欠席 | 連絡する | 連絡する | 必要に応じて連絡 |
| 学校を早退 | 学校で対応 | 連絡する | 必要に応じて連絡 |
| 学童だけ欠席 | 不要 | 連絡する | 必要に応じて連絡 |
| お迎え変更 | 原則不要 | 連絡する | 必要に応じて連絡 |
家庭の利用状況に合わせて作り替えましょう。
入所時に確認したい連絡ルール
学童の利用が始まる前に、次の項目を確認しておくと安心です。
| 確認項目 | わが家の学童 |
|---|---|
| 欠席連絡の方法 | ______ |
| 当日の連絡期限 | __時__分 |
| アプリの受付終了後の連絡先 | ______ |
| 早退の連絡方法 | ______ |
| お迎え時刻の変更方法 | ______ |
| 代理人のお迎えに必要な手続き | ______ |
| 一人帰りの変更可否 | 可・不可 |
| 習い事後の再入室 | 可・不可 |
| 延長利用の当日変更 | 可・不可 |
| 長期欠席時の届出 | あり・なし |
連絡方法は年度途中で変わることもあります。学童から配布されるお便りやアプリのお知らせを定期的に確認しましょう。
よくある質問
学校を休んだら学童へも連絡が必要ですか?
必要です。
学校と学童で欠席情報が自動共有されるとは限りません。学校と学童の両方へ連絡しましょう。
学童を休む理由は詳しく伝える必要がありますか?
通常は「体調不良」「家庭の都合」「通院」など、簡潔な説明で構いません。
感染症やけがなど、学童で配慮が必要な場合は、施設の指示に従って必要な情報を伝えます。
子どもから「今日は休む」と伝えてもよいですか?
保護者からの連絡を必要とする学童が一般的です。
子どもの口頭連絡だけでは、保護者が了承しているか確認できません。保護者がアプリや電話などで連絡してください。
急に残業になった場合、お迎え時刻を変更できますか?
延長利用の登録状況や職員体制によって異なります。
分かった時点ですぐ学童へ連絡し、何時まで利用できるか確認しましょう。
連絡を忘れたらどうなりますか?
利用予定の子どもが来なければ、学童から保護者や緊急連絡先へ確認の電話が入ることがあります。
気づいた時点で学童へ連絡し、子どもの所在を伝えてください。
欠席しても利用料はかかりますか?
月額制の学童では、数日欠席しても通常どおり利用料がかかることが一般的です。
長期欠席、休会、減免の扱いは自治体や施設によって異なります。
まとめ|予定が変わったら保護者から学童へ連絡しよう
学童を休む日は、学校とは別に学童への連絡が必要です。
欠席だけでなく、次のような変更も学童へ伝えましょう。
- 学校の欠席や早退
- 学童からの早退
- お迎え時刻の変更
- 代理人によるお迎え
- 一人帰りへの変更
- 習い事への途中退室
- 延長利用への変更
学童への連絡は、単なる出欠確認ではありません。
予定していた子どもが安全に学童へ到着しているか、誰に引き渡すのかを確認するために必要です。
「子どもに伝えた」「学校には連絡した」だけで済ませず、保護者から学童へ直接連絡する習慣をつけましょう。
参考にした公式情報
- こども家庭庁「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」
- 郡山市「放課後児童クラブ入所のしおり」
- 土浦市「令和8年度放課後児童クラブ各申請について」
- 門真市「放課後児童クラブ」
- 仙北市「放課後児童クラブ利用にあたって」
- 水戸市「放課後学級(放課後児童健全育成事業)」
※欠席、早退、お迎え変更、延長利用などの連絡方法と締切時刻は、自治体や学童によって異なります。必ず利用する学童の最新のしおりや案内をご確認ください。


